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小泉元首相と橋下大阪市長~似ているが異質なキャラクター

 2012-09-09
これからの政界の注目点といえば、やはり橋下大阪市長と「維新の会」だ。 民主党は実質的に終わったようなものだし、自民党も完全復活は難しいだろう。 それだけ既存政党への不信感が払拭されず、国民の閉塞感も強いということだ。 かつて小泉元首相は、「自民党をぶっこわす」(実際は「自民党・旧創世会の 利権をぶっこわす」が本音だったが)をスローガンに旋風を巻き起こしたが、 同様なことが再現されるのだろうか。 両者とも、いわば「ヤンキー」の系譜を引いている点は似ているのだが、 実際はかなり異質に思える。 政局をドラマチックに演出する力量では小泉氏が上だろう。 小泉氏の、オペラと田舎芝居を折衷したような「小泉劇場」は迫力満点だった。 しかし、小泉氏は強い情念と思い入れはあっても、論理性は非常に希薄で、 精緻な論争は苦手だった。 一方、橋下氏は、小泉氏ほどの派手な演出力はなくても、論争の巧みさでは 上回っている。 小泉氏は「遠くから見ると見栄えがする」、橋下氏は「近くで見ると、よく見える」 というキャラクターに思える。 大向こうをうならせる小泉氏と、よりテレビ(バラエティ番組?)向きの端下氏、 というところだろうか。 さて、橋下氏はどのようなドラマを見せてくれるのだろうか。
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民主党代表選は小沢前幹事長の存在感が管首相を圧倒

 2010-09-06
9月14日投開票予定の民主党代表選に向けて、小沢前幹事長と菅首相のデッドヒートが繰り広げられている。

朝日新聞が9月4日・5日に実施した世論調査によると、「どちらが首相にふさわしいか」という質問に対して、菅氏が65%、小沢氏が17%と菅氏が大幅に上回り、さらに、「小沢氏出馬に納得できない」という回答が75%もあった。世論調査で見る限り、菅氏の圧勝である。しかし世論調査で菅氏支持が圧倒的とはいっても、これは、小沢氏は政治資金問題でグレーな部分が払拭されておらず、説明責任を果たしていないと多くの国民が感じており、一方、菅氏は首相就任からまだ数ヶ月しか経っておらず、ころころ首相が替わるのは望ましくないという、消極的な理由にすぎない。菅氏は首相就任後に唐突な消費税発言などで支持率が急落したり、首相としての資質にも疑問符がつくことを考えると、決して国民の積極的な支持が集まっているとは考えにくい。菅氏は世論調査では圧倒的支持なのに、民主党内では守りに回っているような印象すら受ける。

それにしても今回の代表選で再認識させられるのは、小沢氏の圧倒的な存在感である。代表選が事実上、「小沢」対「反小沢」で進行しているのは明らかである。軸となっているのは、あくまでも小沢氏であって、現職首相である菅氏ではない。民主党所属の国会議員の間では、むしろ小沢氏支持が優勢とも伝えられる。小沢氏が「政治資金などでダーティーなイメージがつきまとい、何を意図しているのか分かりにくい不気味さもあるが、剛腕といわれる政治力は党内で他の追随を許さない」とすれば、菅氏は「市民運動出身で一応クリーンだが、経済音痴でマクロな政策立案能力に乏しく、政治手腕にも疑問符がつき、すでに官僚に取り込まれている印象もある」といったところだろうか。民主党内に菅氏の代わりはいるが、小沢氏の代わりは見当たらない。

代表選における菅氏の言動も、積極的に自分をアピールするというよりも、なんとか小沢氏のダーティーなイメージを浮き立たせようという意図が感じられて、なんだか興ざめしてしまう。菅氏が首相でなければいけない必然性が、なかなか感じられない。菅氏に「宰相の器」があるとは思えないのだ。しかし、小沢氏に「宰相の器」があるかというと、それもやや疑問だ。小沢氏は表に出るよりも、背後で隠然たる影響力を行使している方が似合っている印象がある。闇将軍が常に表に出ている姿は想像しにくい。しかも小沢氏には「壊し屋」の異名があるように、必ずしも建設的な仕事を積み重ねていくタイプではない。政局をかきまわすのが小沢氏の真骨頂だ。

いずれが勝利するにせよ、民主党、そして政界が安定することはなさそうだ。代表選の結果、民主党が分裂するか、あるいはすぐに分裂しないまでも党内に亀裂が走る事態になれば、他党も巻き込んだ政界再編に向かう可能性は強い。政界は激動に向かいそうだ。結局、両者の政策論争よりも、政界再編の行方の方がはるかに重要なのかもしれない。

ダーティーヒーロー・小沢氏の代表選出馬で民主党は分裂に向かうか

 2010-08-27
8月26日朝、民主党前幹事長の小沢一郎氏が、9月14日投開票予定の同党代表選への出馬を表明した。小沢氏自らの出馬は以前から取り沙汰されてはいたが、政治資金問題で起訴される可能性も残っている身であり、しかも国民の中には同氏への拒否反応も少なくなく、本当に出馬するかどうかは未知数だった。しかし、ついに出馬表明したことは各方面に衝撃を与えている。菅内閣の発足に際して菅首相から「しばらく静かにしていただいた方がいい」と名指しで言われ、実際、静かにしていた小沢氏だが、ここに来て本格的な反撃に転じたようだ。小沢氏に近い議員が菅政権で相対的に冷遇されているのも、小沢氏の反発を買ったのだろう。

鳩山前首相も小沢氏の出馬について、「応援するのが大義だ」と述べて積極的に支持している。鳩山氏が民主党代表および首相を辞任する際に、小沢幹事長(当時)を道ずれにする形をとったことを考えると、小沢氏の出馬を強く支持するのは一見、驚きでもある。しかし結局、小鳩コンビは一蓮托生ということだろうか。一時は静かに消えていくのかと思われた鳩山氏だが、政局に関与することで復権の道を模索し始めたようである。自分の過去の発言にはとらわれず、変わり身の早いのは相変わらずだ。

小沢氏が民主党代表(ということは首相)に選出されるかどうかは分からない。はっきりしているのは、民主党が分裂に向かう可能性が強まったということだ。現在の民主党は、鳩山・菅の両氏が創立したオリジナルの民主党に、小沢氏が率いていた自由党が合流して成立した経緯もあり、木に竹をついだようなチグハグ感がつきまとう。党内で並外れた政治手腕を誇る小沢氏を支持するグループは、「党内党」のような不気味な存在でもある。

菅首相がめざした挙党体制路線は瓦解しそうだが、これも菅首相の政治手腕のなさがもたらしたものだ。鳩山前政権時代に菅氏は次期首相の座を意識して、意図的に目立たないようにしていたのかと思ったが、菅政権の発足後も存在感の薄さは相変わらずだ。「その場の思いつきで発言」、「官僚への迎合」、「経済オンチ」、「外交・防衛への無関心」、「無為無策」など、首相としての根本的な資質が疑問視されるが、政権への執着だけはかなりのものだ。内容が感じられない菅首相の「存在の耐えられない軽さ」は、菅政権は結局は暫定政権に過ぎないという印象すら与える。

「壊し屋」の異名をとる小沢氏は過去に、政党を作っては壊してきた。同氏の政治手腕とは、言ってみれば政局をかき回すことである。政局が自己目的化しており、政局を動かすことで何を目指しているのか、さっぱり分からない。建設的な要素が感じられないのである。従来から「保守二大政党」を目指してきたとされるが、それ自体は本来的な政治目標とは言いがたい。しかも、手段を選ばないダーティーなイメージもつきまとう。小沢氏は「理念なきマキャベリスト」なのかもしれない。

日本を取り巻く問題が山積する中、政治は膠着状態にある。民主党政権に積極的に期待できる要素がないことも、はっきりしてきた。かといって、いまさら旧来の自民党体制には復帰できない。民主党政権は、55年体制の崩壊プロセスを継続しているのに過ぎないのだろう。ここは、さらなる政界再編成が必要だ。「壊し屋」としての小沢氏が動き出したことで、政界全体を巻き込んだ再編成が始まるかもしれない。


※関連エントリー
■現在の日本の政治情勢は奇妙な凪(なぎ)の状態

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