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やっつけ仕事で立ち上げた、理念なき“舛添新党”

 2010-04-23
自民党の舛添要一前厚労相(参議院議員)が4月22日、新党結成のため離党届を提出した。舛添氏は23日に「新党改革」の結成を発表するが、この“新党”は既存の「改革クラブ」に舛添氏が入党し、その後で党名を変更する、という変則的な形をとる。「新党改革」には計6名の国会議員が参加するが、舛添氏が代表に就任する予定なので、実質的に“舛添新党”となる。

舛添氏にとっては、ゼロから新党を創設するのに比べると手間が省けるというメリットがある。一方、改革クラブにとっても、舛添氏の知名度のおかげで注目が集まる。しかし、そんな適当な動機とお手軽な方法で新党を作るのは、いかがなものだろうか。少なくとも、政治改革への真摯で前向きの姿勢はほとんど感じられない。

実際、この舛添新党の前評判は芳しくないようだ。先日、平沼氏や与謝野氏が結成した「たちあがれ日本」があまりにも新鮮味がないのと同様、舛添新党も党としての存在意義がよくわからない。外面的には、改革クラブというほとんど存在感のないミニ政党が、知名度の高い舛添氏を看板にかついで名称変更する、ということである。しかもこの改革クラブは、自民党といったい何が違うのか、基本理念自体がよくわからない。舛添氏についても、とりあえず手っ取り早く新党を作れさえすればよかったのかと思われかねない。舛添氏は自民党総裁の座を狙ったものの、その可能性がほぼなくなったので新党を作った、と見る向きもある。そうだとすれば、自分本位のご都合主義である。

政策面でも、舛添氏は郵政民営化推進派だったのに対し、舛添新党に参加する改革クラブ幹事長の荒井広幸参院議員は郵政民営化に反対して自民党を離党したという経緯がある。「たちあがれ日本」も、郵政民営化や財政再建などに関する平沼氏と与謝野氏の政策の違いが指摘されたが、舛添新党も政策面の違いは棚上げにしているように見える。政策よりも当面の選挙や政局が優先事項であり、野党に転落した自民党の中で自分の存在感が埋没しないことが重要、ということだろうか。

舛添氏は知名度が高く、国民的人気もそれなりにあるようだが、政治家として信頼できるかというと、また別問題だ。テレビを意識したその場限りのパフォーマンスには熱心だが、政治家として地道に活動を積み上げるタイプではなさそうだし、自民党内での人望もなかったようだ。なにかやってくれそうなイメージを作り出すのはうまいが、政治家としては、これまで特筆すべき実績はあまり見当たらないようだ。舛添氏のイメージ作戦にとらわれず、その実態を見きわめる必要があるだろう。

下手をすると、舛添新党も「たちあがれ日本」も、自民党の亜流のまま新しい潮流は生み出せず、民主党の延命に手を貸すだけ、ということになりかねない。


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