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鳩山首相が“反小沢”の枝野氏を起用した真意

 2010-02-11
鳩山首相は2月10日、枝野幸男・元政調会長を新しい行政刷新相に任命した。これまで行政刷新相・国家戦略担当相を兼任していた仙谷氏は、国家戦略担当相に専念することになる。

民主党内において枝野氏は仙石氏らとともに、前原国土交通相を支持する前原グループに属している。いわば「反小沢」の代表格のひとりであり、小沢氏に対して批判的な発言を繰り返してきた。小沢氏の不起訴が決まってからも、「小沢氏には説明責任がある。場合によっては幹事長を辞任すべきだ」と主張するなど、小沢氏に距離を置く立場を明確にしている。小沢氏とっては、自分を公然と批判する煙たい存在といえる。

鳩山内閣の発足にあたっては、枝野氏も入閣が取り沙汰されたが、結局、入閣することはなく、党の要職にもつかなかった。1月初めに藤井財務相が辞任した後には、鳩山首相が首相補佐官への枝野氏の起用を示唆したが、やはり実現しなかった。これらについて、小沢氏と枝野氏の確執を指摘する向きもあるようだ。

小沢氏と一蓮托生とみられてきた鳩山首相が、そんな枝野氏をあえて入閣させたことは、まさにサプライズ人事である。今回の枝野氏の入閣は、小沢氏への疑惑が晴れないまま内閣支持率がさらに低下するのを防ぐための、世論対策なのだろうか。それとも、小沢氏と一蓮托生といわれる鳩山首相の「小沢離れ」を意味するものなのだろうか。

枝野氏は最近では、テレビでもたびたび放映され話題になった「事業仕分け」において、ワーキンググループの統括役を務めた。鳩山首相は「事業仕分け」の第2弾を4月をメドに計画しており、その際、枝野氏の力を借りて国民にアピールし、政権浮揚を図りたいと思っているだろう。

鳩山首相には、小沢氏との関係においてもう少し独立性を強めたい、という思いもあるだろう。鳩山首相が小沢氏と一蓮托生とはいっても、それは政治力学上のことであり、必ずしも小沢氏に共感しているわけではなさそうだ。

現在の民主党は小沢氏の政治力に頼る部分が大きく、真っ向から対抗し得る政治家は少ない。また、小沢氏の過去の経緯をみると、自分が御しやすい人物をとりあえずトップに据える傾向がみられる。このようなわけで、鳩山首相と小沢氏は互いに利用し合える間柄だが、鳩山首相にとっては必ずしも愉快な関係ではないだろう。

小沢氏が2003年に自由党を解消して民主党に合流した後、民主党では小沢氏の影響力が増大し、「軒を貸して母屋を取られる」という状態になってしまった。鳩山首相は、小沢氏が自由党を引き連れて民主党に合流する前の「元の民主党」に、郷愁を感じているのかもしれない。鳩山首相にとって枝野氏は、「元の民主党」をともに築いてきた同志なのである。

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