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鳩山首相の変な「お公家さん感覚」

 2010-02-10
かねてより、「友愛」という言葉を折に触れて口にする鳩山首相。「友愛」はもともとフリーメーソンの標語「fraternity」の訳語で、「盟友同士の連帯感」のような要素を含んでいるはずだ。ところが、鳩山首相は「友愛」の本来の意味とはかなり異なったニュアンス、むしろ「慈愛」のような意味で、この言葉を使っているような気がする。本来の「友愛」が「横方向の水平な人間関係」をベースにしているのに対し、鳩山首相がこの言葉を使うときは、なんだか「上から目線」を感じさせるのである。「偉い人が下々を哀れんで、恩恵を施す」みたいな感じだ。

先月の鳩山首相の施政方針演説では、お気に入りの「友愛」はほぼ封印して、冒頭からいきなり、「いのちを、守りたい。いのちを守りたいと、願うのです」と絶叫し、「いのち」という言葉をひたすら連呼した。思わず絶句してしまった人もいるのではないだろうか。本人は大真面目なのだろうが、言いようのない空虚感に襲われこそすれ、さっぱり感動できない。これは一時代前の朝日新聞の社説か。はたまた大正期の白樺派か。大げさなだけで、とにかく現実感がない。「頭の中に作った観念を、口先で言っているだけ」といった印象なのだ。

さらに、鳩山首相はこの施政方針演説で、インドのマハトマ・ガンジーが主張した「七つの社会悪」を引用し、「労働なき富」を根絶すると言った。これには国会でも「それはあんただ」 という絶妙なヤジが飛んでいたが、鳩山首相の口からそんな言葉が出るとは、白々しい限りだ。鳩山首相には母親から12億円ものお金がひそかに流れていたことが判明している(鳩山首相はその事実を知らなかったと言い、贈与税を払うことで決着した)。このお金の元はといえば、ブリヂストン創業者の娘である母親が相続したブリヂストン株ではないか。このように鳩山首相は、「自分のことは棚に上げて、ひとごとみたい」といった印象がある。

普天間基地移設問題では発言が二転三転し、立ち往生してしまう。また、資金管理団体の土地購入をめぐる事件で検察との対決姿勢を強める小沢幹事長に、「戦ってください」」と軽率に言ってしまう(鳩山首相はあとでその事実を否定しているが)。自分の立場や、発言の影響をあまり考えていない。深く考えず、とりあえず何か言ってしまう、といった印象だ。

現実感に乏しい空虚な観念を頭の中にこしらえ、口先でその場限りの綺麗事を語る。言ってみれば、悪い意味で「お公家さん感覚」なのだ。

名門出身で毛並みが良いせいか、言いようによっては天真爛漫で、悪い人ではない。しかし、首相としてはいかがなものだろうか。首相の地位にある以上、この人物について「毒にも薬にもならない」とは言っていられない。へたをすれば国政の根幹を誤りかねないのだ。

ただでさえ閉塞感が漂い、出口が見えずに漂流する日本。そんな状況なのに首相が変な「お公家さん感覚」の持ち主では、この国の先行きが思いやられる。

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