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小泉純一郎と小沢一郎に共通する、破壊衝動とニヒリズム

 2010-02-09
小泉純一郎・元首相と小沢一郎・民主党幹事長は対照的な政治家に見えるが、実は共通点もある。

まず、いずれも“壊し屋”であり、行動の背後に“破壊衝動”が感じられる。

小泉氏は2001年の自民党総裁選で「自民党をぶっ壊す」と絶叫して当選した。首相就任後は既存の制度や慣習、利権構造を破壊する方向では熱心だったが、何かを地道に築いていくという作業は得意ではなかったようだ。小泉氏は竹中平蔵氏とコンビを組んで「構造改革路線」を推進し、小泉内閣は高い支持率を維持した。しかし、小泉政権下で自民党の従来型の政権基盤は侵食され、また次の3代の首相が不人気だったこともあり、小泉退陣から数年を経て、自民党は半世紀ぶりに第一党の地位を失い政権から脱落したのだから、壊し屋の面目躍如である。

小沢氏は1993年に自民党を離党して以来、新政党、新進党、自由党の創立に参加しては、やがて解党するということを繰り返してきた。2002年に自由党は民主党に合流し、現在に至っている。しかし、政党を作っては壊すという行動がいかなる政治理念に基づいているのか、よくわからない。むしろ、何かを壊すことによって政局を作ってきた、というのが小沢氏から受ける印象だ。確固たる政策で何かを前向きに作ってきた、というイメージが湧いてこないのである。

次に、これは前述した破壊衝動と関連しているが、いずれも“ニヒリズム”が感じられる。

小泉氏は首相在任中、特に2005年の総選挙前には「郵政民営化」、「民間でできることは民間で」などと絶叫し、その政策は新自由主義路線とも呼ばれた。しかし、それほど明確な理念があったのだろうか。異常なまでの執念を見せたのは、従来から一貫して唱えてきた「郵政民営化」だ。しかし、小泉氏自身は郵政民営化の詳細な内容についてよく理解しているとは思えず、悲壮感すら漂わせて、ひたすらキャッチフレーズを絶叫するだけだった。さながら「激情型ニヒリズム」である。ちなみに、小泉氏の郵政民営化、靖国神社参拝による中国との関係悪化、道路公団民営化などの背景には、自民党の旧・経世会(旧・田中派)の利権を奪い取るという意図もあったように思える。

小沢氏も、明確な政治理念や政策があるようには思えない。かつては後の小泉路線のような新自由主義的政策を掲げたこともあったようだが、小泉氏の登場後は、あえてそれに対立する政策を掲げたりして、一貫性がみられない。政策は選挙や政局のための手段だと思っているフシがある。小沢氏の頭の中は選挙と政局、そして支配構造と利権だけなのだろうか。政権獲得によってどのような政策を実現していくかという、基本的な理念がみえてこない。選挙に滅法強い実力者とされながら、明確な政治理念が見えてこないことは、小沢氏があまり外部向けに説明しないことも相まって、ある種のニヒリズムを感じさせる。

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