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台湾への武器売却をめぐって米中関係が緊迫

 2010-02-02
米国が台湾にPAC3(地対空誘導弾パトリオット)などの最新兵器を売却する問題をめぐって、米中関係が緊迫している。

昨年11月にオバマ大統領が訪中した際、米中は蜜月関係を演出し、「G2」時代の到来とも言われたが、昨年末以降、米中関係は一転して緊迫している。当初、対中関係を重視するとみられていたオバマ政権だが、流れが変わりつつあるようだ。

話はさかのぼるが、米国のブッシュ前政権は2008年10月、初供与のPAC3を含む総額65億ドルの武器を台湾に売却する計画を議会に通告した。このとき中国は対抗措置とし、米中軍事交流を中断した(オバマ政権発足後に再開)。

そして、武器売却計画に伴う米企業による受注が、2009年末頃から相次いで明らかになった。これに対し中国政府は強く反発し、武器売却が実施されれば報復も辞さないと警告した。

2009年12月9日には、オバマ政権は台湾に新たな武器売却を実施する方向で準備していることを明らかにし、中国政府は猛反発した。

今年に入っても武器売却への流れは止まらず、1月29日、オバマ政権はついに武器売却を議会に正式通告した。また、ハイチへ向かう台湾の軍用機が米台断交後では初めて米国領内に入り、さらに台湾の馬英九総統が米国経由でハイチと往復し、これに対しても中国は反発している。

米国による中国への挑発ともみえる動きが続いており、米中関係はますます緊迫してきているのだ。

以下、今年1月における、台湾をめぐる米国と中国の動きをまとめておく(日付は発表地の現地時間)。



●1月5日
米国務省のクローリー次官補(広報担当)は定例会見で、「台湾の自衛に必要な武器供与は継続する」という米国政府の方針を表明。

●1月7日~9日
中国政府は、米国から台湾への武器供与に「強い不満と反対」を表明し、昨年秋に本格再開した米中軍事交流の停止などの報復措置を示唆した。

●1月22日
台湾は、大地震の被害を受けたハイチへの救援物資を積んだ台湾軍の輸送機が米国領内で給油後、ハイチに到着したことを明らかにした。台湾の軍用機が米国領内に入ったのは、1979年の米台断交後、初めて。

●1月22日
米国務省のクローリー次官補(広報担当)は定例会見で、1月25日から中米諸国を訪問予定の台湾の馬英九総統が、米国を経由することを明らかにした(往路はサンフランシスコ、復路はロサンゼルス)。

●1月25日
AP通信は米議会筋の情報として、オバマ政権が台湾に対してPAC3を含む最新兵器を売却することを決定したと報じた。

●1月26日
中国外務省の馬朝旭報道局長は定例会見で、オバマ政権が台湾にPAC3(地対空誘導弾パトリオット)を含む最新兵器の売却を決定したことについて、「米中関係に深刻な損害を与えることを米国が認識するように求める」と発言。

●1月27日
台湾紙「リンゴ日報(2月1日付)」によると、台湾南部の都市・高雄の左営海軍基地沖の南西44キロの近海に1月27日、中国海軍とみられる潜水艦が侵入し、台湾海軍が一時、臨戦態勢に入った。

●1月29日
米国防総省・国防安全保障協力局(DSCA)は、総額64億ドル相当の兵器を台湾へ売却する方針を議会に正式通告し、中国へも通知した。議会が30日以内に異議を表明しなければ、売却は実施される。オバマ政権による初めての台湾への武器売却となる。売却されるのはPAC3や多目的ヘリコプター「UH60 ブラックホーク」など。

●1月30日
米国政府による台湾への武器売却の発表を受け、中国外務省の何亜非次官は米国のハンツマン駐中国大使に抗議し、「強烈な憤慨を表明し、両国のさまざまな交流や協力関係にきわめて深刻な悪影響を及ぼす」と警告。また、昨年2月に再開した米中軍事交流を再停止し、台湾へ武器を輸出した米国企業を制裁することを表明。さらに 北朝鮮やイラン核問題、地球温暖化問題などでの対米協力を見直す方針も表明。

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