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鳩山首相の施政方針演説~「空虚な観念」と「軽い言葉」

 2010-01-31
1月29日、鳩山首相は就任後初の施政方針演説を行った。

「いのちを、守りたい。いのちを守りたいと、願うのです」。
冒頭からこんな言葉を叫び、その後も「いのち」という言葉を連呼する。鳩山首相のいつものキャッチフレーズである「友愛」の代わりに、「いのち」のオンパレードだ。

命を守るのは政治の責務であり、大いに結構だが、演説の全文を通して、そのための具体策らしきものがほとんど見あたらない。これでは、単に自分の言葉に酔っているだけではないか。命を守るためにどうすればいいかを真剣に考えた形跡がない。観念の世界の遊戯にふけり、現実世界が見えていないのではないか。

「かわいそうな人たちに同情している(つもりの)、そんな自分自身に酔っている」。
これが鳩山首相の演説から受ける印象だ。しかも、必死で「いのち」と叫ぶほど、うさん臭さが増幅される。

今回の施政方針演説は、字数にして約1万3600字、1996年の橋本龍太郎首相(当時)の演説に次ぐ長さだという。しかし、鳩山首相の施政方針演説は長さだけで言えば大演説だが、内容はあまりに薄い。そもそも、これは「施政方針演説」と呼ぶに値するものなのだろうか。

さすがに野党からも演説内容が具体策に乏しいと批判されたが、これに対して鳩山首相は後で記者団に対して、「やはり政治には理念が必要で、理念なき政治はばらまきになります」と答えている。しかし演説内容は理念ですらなく、情緒にすぎないのではないか。情緒だけで具体策はない、というのでは話にならない。それに、「理念なき政治はばらまきになります」などと言っているが、まさにそういうことをやっているのが現政権ではないか。

また、首相は、昨年末にインドを訪問した時、マハトマ・ガンジーの慰霊碑に献花した際に、慰霊碑にガンジーが記した「七つの社会的大罪」が刻まれていたとして、それを挙げる(下記)。
 「理念なき政治」
 「労働なき富」
 「良心なき快楽」
 「人格なき教育」
 「道徳なき商業」
 「人間性なき科学」
 「犠牲なき宗教」

鳩山首相はこのうち、「道徳なき商業」、「労働なき富」の行き過ぎを制御し、資本主義の修正をめざすらしい。しかし、これも精神論だけで、具体的にどのような制度設計を想定しているのか不明だ。事実上ほとんど意味をなさないか、あるいは社会主義的な傾向を強めることになりかねない。そもそも、ブリヂストン創業者の娘である実母の巨額の資産(多くはブリヂストン株)のおかげで、毎月1500万円ずつ援助してもらっていながら、税金を払っていなかった鳩山首相にそんなことを言われても、そらそらぞらしく聞こえる。

これまでも不用意な発言で「言葉の軽さ」を指摘されてきた鳩山首相だが、今回の施政方針演説で、「言葉の軽さ」が並々ならぬものであることが明らかとなった。

「空虚な観念」と「軽い言葉」。
これが鳩山首相の実態なのだろうか。

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